ファイナンシャルプランナーは顧客のお金に関するデータを基に、顧客のライフプランの実現のためのコンサルティングを行うアドバイザーです。
ファイナンシャルプランナーの試験内容
資格種類 |
国家資格 |
受験資格 |
- CFP
①AFP登録者
②日本FP協会が認める大学院で所定の単位を取得した者
- 1級FP技能検定・AFP
①2級FP技能検定・AFP合格者で1年以上のFP実務経験
②5年以上のFP実務経験
- 2級FP技能検定・AFP
①3級FP技能検定・AFP合格者
②日本FP協会が認定する研修を修了した者
③2年以上のFP実務経験
- 3級FP技能検定・AFP
なし
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難易度 |
- CFP ★★★ やや難しい
- 1級FP技能検定・AFP ★★★ やや難しい
- 2級FP技能検定・AFP ★★ 普通
- 3級FP技能検定・AFP ★ やさしい
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受験対象者 |
社会人全般、学生 |
試験日 |
- CFP:6月、11月
- 1級FP技能検定・AFP:
学科 1月、9月
実技 2月、6月
- 2級FP技能検定・AFP:1月、5月、9月
- 3級FP技能検定・AFP:1月、5月、9月
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試験方式 |
- CFP:マークシート
- 1級FP技能検定・AFP:
学科
マークシート、記述式(事例問題)
実技
【金融財政事情研究会の実施科目】
口頭試問形式
【日本FP協会実施科目】
記述式
- 2級FP技能検定・AFP:マークシート、記述式
- 3級FP技能検定・AFP:マークシート
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合格基準 |
- CFP:非公開
- 1級FP技能検定・AFP:
学科 120点以上/200点
実技
【金融財政事情研究会の実施科目】
120点以上/200点
【日本FP協会実施科目】
60点以上/100点
- 2級FP技能検定・AFP:
学科 36点以上/60点
実技
【金融財政事情研究会の実施科目】
30点以上/50点
【日本FP協会実施科目】
60点以上/100点
- 3級FP技能検定・AFP
学科 36点以上/60点
実技 30点以上/50点
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出題範囲 |
- CFP
金融資産運用設計、不動産運用設計、ライフプランニング・リタイアメントプランニング、リスクと保険、タックスプランニング、
相続・事業承継設計
- 1級FP技能検定・AFP
学科
ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継
実技
【金融財政事情研究会の実施科目】
資産相談業務
【日本FP協会実施科目】
資産設計提案業務
- 2級FP技能検定・AFP
学科
ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継
実技
【金融財政事情研究会の実施科目】
個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務のうちいずれか一科目の選択
【日本FP協会実施科目】
資産設計提案業務
- 3級FP技能検定・AFP
学科
ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継
実技
【金融財政事情研究会の実施科目】
個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務のうちいずれか一科目の選択
【日本FP協会実施科目】
資産設計提案業務
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その他 |
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定期的に試験制度の変更等があるので詳細は公式サイトでご確認ください。
ファイナンシャルプランナーの評価や収入など
ファイナンシャルプランナーの社会的評価
ファイナンシャルプランナーは銀行業界、保険業界、不動産業界などでの評価は高い。受験予備校で独立も可能と書いているところがあるが実際にFPだけで独立するのは困難。独立開業を考えているなら最低でもCFPは必要。
ファイナンシャルプランナーの収入
資格手当を出しているところは少ないが、銀行業界などへ就職する場合は有利になることがある。
ファイナンシャルプランナーの総評
ファイナンシャルプランナーは銀行業界などでの評価が高く、かつ、知名度が高いため人気のある資格のひとつ。仕事の幅を広げるため取得している弁護士や税理士、社会保険労務士などもいるが、FPのみで独立となると他の経験やスキルがないと難しい。
ファイナンシャルプランナー試験はこのような人が受験しています
社会人、学生。
ファイナンシャルプランナー試験の勉強方法
ファイナンシャルプランナーは2級までであれば独学でも十分合格できる。2級まであれば、一日一時間程度勉強すれば3ヶ月で合格レベルの知識を身につけることができる。
ファイナンシャルプランナーの受験対策講座